10月7日と8日の二日間、3年生を対象に「栄養バランス」について考える食育の授業がありました。
授業では、食べ物が体にどんな働きをするのかを学びながら、黄色・赤・緑の3つのグループに分けて食材を分類する活動に取り組みました。

黄色はおもにエネルギー源になる食べ物、赤はおもに体をつくる食べ物、緑はおもに体の調子をととのえる食べ物。それぞれ役割があり、バランスよく食べることが大切であることを学びました。児童たちは、食材カードを見ながら「これは赤かな?緑かな?」と友達と相談したり、自分の考えを発表したりしながら、楽しそうに活動していました。
「じゃがいもは野菜でしょ? だったら緑の食べ物だよ!」
「いや、でも黒板には『いも は黄色の食べ物』って書いてあるから…?」
今回は、じゃがいもが難しかったようですね。

普段は給食を「すき」か「にがて」かで考えていたみんな。種類に分けてみると、たくさんの食材が使われているだけでなく、栄養バランスを考えて作られていることに気づきました。
授業の最後には振り返りを行い、「これからは栄養バランスを考えてご飯を食べたい」「肉だけ食べられるのはしあわせだけど、健康にはあまりよくないと分かった」「野菜もちゃんと食べるようにしたい」など、前向きな意見がたくさんでました。

食べ物の働きについて知ることで、毎日の食事をより大切に感じるきっかけになったようです。
大人たちも、栄養バランスに気を付けた食事を心がけていきましょう…!