3年生で校外学習がありました。
社会科の授業で「くらしを守る人々」について学んでいる3年生。今日は、佐野市消防本部へ見学に行きました。4つのクラスに分かれて、それぞれのグループで消防署の方からお話を聞いたり、施設を案内してもらったりしました。
児童たちは、みんな目をキラキラさせながら、消防士さんの話に耳を傾けていました。普段はなかなか見ることができない救急車の中や、消防車に積まれている特別な装備を間近で見ることができて、驚きと感動の連続でした。
特に、途中で緊急出動がかかったときには、消防士さんたちの出動までの素早さに驚いていました。
「すごい!あっという間に行っちゃった!」
児童たちの言う通り、本当にあっという間でした。いつでもすぐに出動ができるという、仕事への熱意を感じることができました!
消防署には、赤い消防車だけでなく、事故現場で活躍する特殊な車両など、様々な種類の自動車がありました。火を消すだけではなく、交通事故などの緊急事態にも対応していることを知り、私たちの安全な暮らしを守るために、いろいろな場面で働いていることがよく分かりました。
「このポンプ車の中には、水が1500リットルも入ります。みんなの家のお風呂でたとえると、大体、1週間、毎日入ったときに使う量くらいですね。」
「すごい!そんなに入るんだ。」
「でも消火で使うときには、3分で使い切ってしまうんですよ。」
「お風呂1週間分が三分でなくなる!? 全然足りない!」
「だから、近くの消火栓などから水を引っ張ってくるのです。」
「消火栓は大切なんだね。」
最後には、はしご車の上から写真を撮らせていただきました。児童が乗る…のはさすがに危ないので、今回は代表して教員2名と消防士さんで上へ!地上20mの高さを、身をもって体験しました。(足がすくみました…。この高さでさらに、消火活動や救助活動をする消防士の皆さん、危険で大変なお仕事をいつもありがとうございます。)みなさんがアリさんのように小さく見えました。
今回の見学を通して、教科書だけでは分からなかった「くらしを守る人々」の仕事の大切さを知ることができました。見学後のバスの中では、優しく、丁寧に教えてくださった消防士さんたち話題でもちきり。消防士さんのかっこよさと優しさに、みんなすっかり憧れてしまったようです!
お忙しい中、今回の見学を快く受け入れてくださり、丁寧に案内してくださった佐野市消防本部の皆さん、本当にありがとうございました!